【無人島最終日】Charlie Haden & Pat Metheny "Beyond The Missouri Sky" [CD]
Beyond The Missouri Sky (Short Stories)
- アーティスト: Charlie Haden & Pat Metheny
- 出版社/メーカー: Verve
- 発売日: 1997/02/25
- メディア: CD
40日目。突然ですが、今回でこのブログの更新が終了になります。4月末にはページ自体が見れなくなります。えーっ!そんなー!やめないでー!ってエールが耳鳴りのように聞こえますが、ただの耳鳴りかもしれません。今回の終了はボクの意思ではなくて、このブログを運営されているオトコ30代「Direction」の改編にあたる決定なので、ごめんな、みんな。キャー!ハチさーん!ってこれも耳鳴り?「無人島に持っていく100冊の本と1000枚のCD」ってタイトルなのに、結局40枚しか紹介できなかったぜ。だからよ、今日は最後にとっておきの、マジで無人島に持っていく1枚のCDってのを、みんなに紹介してえのさ。キャー!しびれちゃうー!好き好きー!結婚してー!って、絶対耳鳴りだな、これは。
【無人島39日目】Matt Costa "Songs We Sing" [CD]
39日目。某ソーシャルネットワーキングサイトで、交友関係のハシゴをしていたら偶然見つけた「Kさん」。プロフィールや日記なんかを読む限り、音楽や本の趣味がボクとぴったしカンカンなので、うれしはずかしなメッセージのやりとりなんかを経て、今やすっかり仲良しになりました。こういう関係をなんていうんでしょう? 友達? 会ったことねえしな。知り合い? 本名すら知らんしな。とは言っても、「2ちゃんねる」の住人ほどの匿名性があるわけでもない。メル友? ペンパル? バーチャル・フレンド? SNSが作り出したこの微妙な人間関係に、なんか納得のいく名前はないもんなんでしょうか?
【無人島38日目】元ちとせ "春のかたみ" [CD]
- アーティスト: 元ちとせ, 松任谷由実, 松任谷正隆, HUSSY_R, 間宮工, Mark Edward Cascian Nevin
- 出版社/メーカー: ERJ
- 発売日: 2006/03/08
- メディア: CD
38日目。糸井重里氏が運営する「ほぼ日刊イトイ新聞」で、「ほぼ日桜前線2006」ってのがやってます。Googleマップと読者投稿を合わせて、全国の桜開花状況を見れるっていう企画なんですが、これが実によくできてるんですな。自分の家や職場の近くはもちろん、北海道から沖縄まで、今現在どこの桜がいい感じに咲いているかを、読者のコメント付きで読めます。おかげでボクは今日会社にいながら、全国の桜を堪能しましたよ。ヘッドフォンでこの曲をエンドレスリピートしながら。え? 仕事? なにそれ? え? なんのこと?
【無人島37日目】Ray Charles "Genius Loves Company" [CD]
37日目。昨日のWBC。勝ちましたねー、王ジャパン。やっぱり勝因はチームワークでしょうか?テレビで観てるだけでも、チーム全員がものすごく仲がいいのがわかりましたもんね。イチローも松坂も「うれしいけど、終わってしまってチームメイトと離れるのがさみしい」ってコメントしてました。ひとりぼっちでがんばんなきゃいけない、孤独な時間は長いのに、親しい仲間との楽しい時間は、いつでもあっと言う間に過ぎてしまう。でもだからこそ、ボクたちはがんばるんすよね? 友と過ごすよろこびの時間。プライスレス。つうことで、今日はこのCDを。
【無人島36日目】野狐禅 "鈍色の青春" [CD]
36日目。トリノ・オリンピックに出場したスピードスケートの加藤条治くんが、自身のブログで、こんな日記を書いていました。そのまま引用します。
荒川選手がスマスマでてたっけ。
いーなー。とか、俺も金とってたらなーとか考えて。
そしてなぜか俺は腕立てをしました(笑)
あ、なるほど!
悔しい思いをした人はこーやって強くなっていくのか!
たぶん。
そんなスマスマに出たいんかい!ってツッコミ方もありますが、いやいや、いいやっちゃなあと思った。メダル、取れなくてよかったじゃん。代わりに、もっと強くなれんだからさ。そんな加藤くんに捧ぐ歌として、今日はこのCDを。
【無人島35日目】Corinne Bailey Rae "Corinne Bailey Rae" [CD]
35日目。器用な人っていいなあ、てな話をしましたが、それであんたルックスなんかも伴っちゃうと、もうダメ、全然勝ち目ないっすね。そういう相手をみると、けっ、ズルいんだよお前!なんて、ぐだぐだにクダを巻いてしまう、体も中身もチンクリなボク。例えば最近だとジョージ・クルーニーとかね。ありえねえだろ、あんな二枚目で仕事もできて、しかもいい人だなんて。あと、トム・フォードとかな。なにモンじゃい!オレだって肩書きだけでいえば、お前と一緒じゃ!それ以外はなにひっとつ被ってないけどなっ!ったくよ。オヤジ!酒だ、酒!グビグビ。
【無人島34日目】劇団ひとり「陰日向に咲く」 [BOOK]
34日目。前回、ボクの仕事の話を少し書きましたが、もし今の職業についてなかったら、何をしてたんだろう?なんて時々考えます。ごく短い期間、営業職ってのについてましたが、恐ろしく向いてなかったなあ。いやマジ、あれはヤバかった。オレだってあんな後ろ向きの営業マンからモノ買いたくないもの。音楽は大好きだけど、楽器もできねえしミュージシャンにはなれんね。物書きはちょっと憧れるけど、長編小説とかは無理な気がする。絶対途中で辻褄合わなくなって、原稿破るな。うーん、オレってキャパ狭いかも。なんでもこなせる器用な人ってのに、憧れます。
【無人島33日目】Nate James "Set The Tone" [CD]
33日目。実はボク、デザイナーなんです。実は、って別に隠してたワケじゃないすけど。で、つい最近気づいたんですが、デザインを生業にするようになって、今年でちょうど10年なんですよね。パンパカパーン。10周年。すごいじゃん。ベテランじゃん、オレ。しかしねえ、どうなの?この程度のレベルで、「オレってベテラン」とか言ってられるワケ?なんか人のモノマネみたいなのばっか作ってない?クライアントに言われるがままにどんどん直しちゃってない?キミにはキミのデザインってものはあるのかね?イテテテ。軽く自問自答してたら、自分で自分の急所を突いてしまった。あー痛かった。
【無人島32日目】島本理生「ナラタージュ」 [BOOK]
【無人島31日目】中孝介 "それぞれに" [CD]
31日目。あっという間に3月。この無人島にも、もう春はそこまできています。「春はお別れの〜季節です〜みんな旅立って〜いくんです〜」とか「春なのに〜お別れですか〜?春なのに〜涙〜がこぼれます〜」とか、春ってのは日本人には別れと出会いの狭間にゆれる、センシティブかつセンチメンタルな季節ってことになってますが、そのメインはやっぱ学生さんなワケで、さすがにオトコ30代も半ばを過ぎると、「そうだったけか?」くらいの淡いかすかな記憶しか残ってなくて、どうにもこうにもすっかりオヤジ臭ぷんぷんの鈍重な自分に気づいたりします。いかんですな。この曲を聴いて、あの瑞々しいエモーションを取り戻そうではないですか。頼むよ、中くん。
【無人島30日目】the band apart "quake and brook" [CD]
30日目。無人島に来て1ヶ月が経ちました。この飽きっぽいボクが結構続けて書けてるんで、自分でも楽しいんだろうなあと思います。このブログを書き始めてよかったと思うのは、1枚のCD、1冊の本をじっくり吟味するようになったところですね。書き始める前にやっぱり聴き直したり読み直したりしてると、「つまりあなたはこういうところが好きなワケですね?」なんて、ボクの中のなぜなぜドクターが分析してくれるんですね。そうすると今まであんまカテゴライズできなかった自分の嗜好のクセみたいのが、分かってきたりこなかったり。例えばこいつらなんて、全然オレのストライクゾーンじゃないのに、なんとなく好きなんですね。なんでだ?なぜなぜドクター。
【無人島29日目】Bump Of Chicken "supernova" [CD]
【無人島28日目】Nujabes "Modal Soul" [CD]
Modal Soul-2nd Chapter Of Metaphorical Music=
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
- 発売日: 2005/11/11
- メディア: CD
28日目。今日からこのブログのサイドバーに「音ログ」なるものをつけてみました。これはなんなんかというと、i-Tunesとリンクされておりまして、ボクが今日1日i-Tunesで聴いた音楽のリストが、自動的にこの「音ログ」の画面に現れるワケなのです。つまりこの小さなFlashの画面にあるジャケットは、すべて今日ボクが聴いていたアルバムってこと。スゴクね?スゴクね?そんで、「音ログ」のマイページを開くと、その一覧が出てきて今日自分と同じ曲を聴いていた人のリストが出てくるんですわ。スゴクね?スゴクね?世の中は動いてますね。しかも結構なピッチで。一緒に走らねば置いていかれる予感と不安。やべ〜足遅いんだよな、オレ。
【無人島27日目】Denison Witmer "Are You A Dreamer?" [CD]
27日目。待ち合わせの時間つぶしにフラリ立ち寄ったHMV。「今日はなにも買わんよ。寄っただけ。買うわけがない。」などとブツブツつぶやきながら店内をブラブラしておりますと、不思議なことに一周するころには両手に5枚ものCDが握られておるではないですか! HMVには魔物が棲んでおりますな。して、操られるがごとくレジまで行きますと、悪魔の手先であるレジの兄ちゃんが耳元で「旦那旦那、もう一枚輸入CDをご購入されるとさらに15%引きできますけど、どうなさいます?」。ああん、悪魔め。内心はいかんいかんと叫んでいるのに、手にはいつもの間にか6枚目のCDが〜。
【無人島26日目】John Regend "Get Lifted" [CD]
26日目。今日はアメリカでグラミー賞が発表されました。5日目に紹介した蟹江さんはラップ部門で最優秀アルバムを獲得、21日目に紹介したマライアは、主要部門は穫れなかったものの堂々の3冠をゲット。よかったねーマライア!「ねえ〜今日はお祝いだから、ミミ、お風呂はドンペリで湧かしたいな〜。いいでしょ〜?」「もちろんさー!(ポーン!ドボドボドボ)」なんて会話が交わされるんでしょうか? 誰とやねん。つか、ほっとけ。それよりも、見事3冠に輝いたこの人のアルバムをご紹介しましょう。