SSブログ

【無人島26日目】John Regend "Get Lifted" [CD]

Get Lifted

Get Lifted

  • アーティスト: John Legend
  • 出版社/メーカー: Sony Urban Music/Columbia
  • 発売日: 2004/12/28
  • メディア: CD


26日目。今日はアメリカでグラミー賞が発表されました。5日目に紹介した蟹江さんはラップ部門で最優秀アルバムを獲得、21日目に紹介したマライアは、主要部門は穫れなかったものの堂々の3冠をゲット。よかったねーマライア!「ねえ〜今日はお祝いだから、ミミ、お風呂はドンペリで湧かしたいな〜。いいでしょ〜?」「もちろんさー!(ポーン!ドボドボドボ)」なんて会話が交わされるんでしょうか? 誰とやねん。つか、ほっとけ。それよりも、見事3冠に輝いたこの人のアルバムをご紹介しましょう。

ジョン・レジェンド。本日の第48回グラミー賞で最優秀新人賞、最優秀R&B楽曲、最優秀R&Bアルバムの3冠を獲得しました。最優秀新人賞では、キーンやフォール・アウト・ボーイズなどの実力のあるロックバンドを押さえての受賞です。

デビューは2004年ですが、その前からこの人は音楽シーンで活躍していたミュージシャンでした。ローリン・ヒルの「Everything is Everything」ではバックでピアノを弾いていたし、アリシア・キーズの「You Don't Know My Name」ではソングライターに名前を連ねています。

そんな業界の縁の下的なところを歩いていたこの人が、表舞台に立つようになったのは、朋友・蟹江さんことカニエ・ウェストとの出会いがあってこそ。まだお互いが無名の時代に知り合い、カニエのファースト・アルバムで数曲を合作。そのアルバムが大ヒットし、いきなりスターダムにのし上がったカニエが、その恩返しに最高のデビューをさせてやるべと、わざわざ新レーベルを設立して、そこからこのアルバムをリリースさせたほどのバックアップぶり。

その影響か、このアルバムにはカニエの持つ、ヒップでホップな感じが強く出ていますが、楽曲自体は、とてもメロディアスで大人な歌が多いです。正直言っていい? 蟹江いらねえんじゃね? あ、言っちゃった。エグゼクティブ・プロデューサーなのに。

でもホント、全曲アコースティックで聴いてみたい感じの、美しい曲が満載です。雰囲気的には、ローリン・ヒルの男性版といった感じかな。特に、惜しくもU2にかっさらわれましたが、今回のグラミーで最優秀楽曲にノミネートされていた「Ordinary People」は秀逸。この曲のみピアノオンリーの弾き語りで、シンプルかつ美メロな名曲です。歌も上手やね。

さてさて、今夜はきっと蟹江さんとお祝いなんでしょうな。やったYo、Bro!よかったDeathな、Man!みたいな。で、やっぱお風呂は札束のバスタブで、そこにブロンドのボインちゃんがカモーンみたいな。なんじゃそりゃ。ほっとけ。


nice!(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

トラックバック 1

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。